ろうそくの火を消せるようになった君へ

登場人物紹介

できることがだんだん増えていく日々





まとめ
娘が生まれた頃、世界は不安定で、感染症の影響から外出もままならず、子育て支援センターなどの相談施設もすべて閉まっていました。初めての赤ちゃん。何もわからない中で頼れる場所もなく、家の中でぽつんと過ごす時間がとても長かったのを覚えています。ニュースを見るたびに不安が募って、「こんな中でちゃんと育てられているのかな」と、悩んでばかりの毎日でした。
そんな日々を積み重ね、先日娘は5歳の誕生日を迎えました。娘がケーキのろうそくを「ふーっ」と吹き消す姿を見て、去年はできなかったことが、いつの間にか自然にできるようになっていたことに気付きました。ふにゃふにゃの赤ちゃんだった娘が、こんなふうに1つの節目を迎えたこと。それはほんの小さな出来事かもしれないけれど、私にとっては「あの日々はちゃんと意味があったんだよ」と教えてくれる、大きな“答え”でした。
漫画・文/たきもとキウイ
そんな日々を積み重ね、先日娘は5歳の誕生日を迎えました。娘がケーキのろうそくを「ふーっ」と吹き消す姿を見て、去年はできなかったことが、いつの間にか自然にできるようになっていたことに気付きました。ふにゃふにゃの赤ちゃんだった娘が、こんなふうに1つの節目を迎えたこと。それはほんの小さな出来事かもしれないけれど、私にとっては「あの日々はちゃんと意味があったんだよ」と教えてくれる、大きな“答え”でした。
漫画・文/たきもとキウイ