冬の寒さが厳しい日本では、体を温める料理として鍋が好まれてきました。近年は鍋のバリエーションも増えてきて、鍋の日が続いても飽きずにおいしく食べられそうです。
この記事では、本格的な鍋の季節を迎える前に、鍋のトレンド予想をご紹介。おすすめの鍋もピックアップしているので、気になる鍋を試してみてくださいね!
冬の寒さが厳しい日本では、体を温める料理として鍋が好まれてきました。近年は鍋のバリエーションも増えてきて、鍋の日が続いても飽きずにおいしく食べられそうです。
この記事では、本格的な鍋の季節を迎える前に、鍋のトレンド予想をご紹介。おすすめの鍋もピックアップしているので、気になる鍋を試してみてくださいね!
日本各地には、その土地ならではの素材や味付けを活かした個性豊かな鍋料理がたくさんあります。
例えば、北海道の海鮮たっぷりの「海鮮鍋」や、九州の甘くてとろける豚肉を使った「豚肉のとんこつ鍋」、四国の柚子やみかんを使ったさっぱりとした「柚子鍋」などは、その地域の特色がよく現れていて、他県の人にも好まれそうです。
また、地域の伝統料理や旬の食材を取り入れた鍋は、見た目も味も斬新でインパクト抜群。
食べたことのない食材などもあり、家庭にいながらにしていつもとは一味違った食体験を楽しめます。
今年は、鍋で全国各地の味を楽しみましょう。
出典:PRTtimes|エバラ食品工業株式会社のプレスリリース
「プチッと鍋」は、エバラ食品が販売している1人分から使える鍋の素のシリーズ。
小さなカプセル型容器に1人分の鍋の素が入っています。
鍋のベースとしてそのまま使えるため手間がなく、忙しいご家庭にもぴったり!
味の種類はさまざまありますが、今年はプチッと鍋を使った「ご当地鍋レシピ」が提案されています。
例えば、秋田県の郷土料理・きりたんぽ鍋。
つぶしたご飯を杉の棒などに巻き、香ばしく焼いた「きりたんぽ」と野菜に、比内地鶏のガラや肉からとったスープを合わせます。
2025年冬は“海のうま味”が主役!
「海鮮だし鍋」が新たなトレンドとして注目されています。
というのも、近年は「出汁」そのものへの関心が高まり、昆布・かつおに加えて、貝・エビ・蟹・鯛などの海鮮系出汁が脚光を浴びているため。
魚介だしはグルタミン酸やイノシン酸といったうま味成分が豊富で、塩分を控えても満足度の高い味わいになります。
健康志向・美容志向の高まりとともに、「軽くて上品な鍋」が求められていることもあり、さっぱりとした海鮮鍋に注目が集まっているのです。
出典:PRTimes|株式会社Mizkan Holdingsのプレスリリース
こちらは、株式会社Mizkanが初めてリリースした、貝だしがメインの鍋つゆです。
北海道産ほたてのだしと蛤(はまぐり)のエキスが使用されており、貝のうま味を存分に楽しめます。
奥深い味わいの秘密は、二枚貝に含まれるうま味成分「コハク酸」なのだそう。
昆布のグルタミン酸やかつお節のイノシン酸とは違い、やや深みのある塩味・コクが感じられます。
またこちらの鍋の素で作った鍋は、味変のバリエーションが豊富なのもうれしいポイント。
近年人気の「世界各地の鍋」も、トレンド継続中のようす。
各国の特色を活かした鍋料理が、今年も食卓を楽しくしてくれます。
韓国の「キムチチゲ」や「サムゲタン」、中国の「火鍋」は、辛いもの好きな人にぴったりとハマる鍋です。
スパイシーな辛さと薬膳の組み合わせで体の芯から温まるので、寒い日にこそ食べたくなります。
このほかイタリアの「ズッパディペッシェ(魚介スープ)」やタイの「トムヤムクン」なども、スパイシーさと酸味が絶妙な味わいを楽しめる鍋として人気です。
スンドゥブチゲとは、直訳すると「やわらかい豆腐の鍋」という意味になります。
韓国唐辛子粉(コチュカル)やコチュジャンが使われており、スープはピリッとした辛さ。
具材は定番のあさり・エビ・イカのほか、豚肉・牛肉などを入れてもOKです。
韓国では「トゥッペギ(뚝배기)」という耐熱土鍋でグツグツ煮込み、最後に生卵を落として半熟にして食べるのが定番だそうですよ!
辛いもの好きな人は、辛さレベル最高の「スンドゥブチゲ用スープ 濃厚辛口」を選びましょう。
あさり・かに・ほたて・オキアミ塩辛に牛だしが組み合わされており、深くクセになる辛さです。
辛さに慣れていない人は、辛さレベルが控え目な「スンドゥブチゲ用スープ 濃厚マイルド」がおすすめ。