年度末である3月は何かとバタバタ&気持ちがソワソワしてしまう時期。特に子どもの卒業、入学などが重なる人は、卒業式や新年度の準備など、やらなければならないことが盛りだくさん。さらに、仕事をしている人ならば、3月は繁忙期という場合も多いかもしれませんね。ですが頑張りすぎは禁物。パンクしてしまう前に、家事は潔くサボって忙しいこの時期を乗り切りましょう♪ 賢い手抜きの方法をまとめました!
サボってはダメな家事もある
“家事は手抜きをしよう”といっても、「あれもしたくない、これもしたくない」と気分次第でサボってもよいという訳ではありません。
大切なのは、いつもしている家事の中で優先順位をつけること。優先順位の高い家事、つまり手を抜いてはいけない家事はしっかりとこなしつつ、手を抜けるところは抜くことが大切です。では、優先順位の高い家事とはいったいどのようなものなのでしょうか。
家族の健康と安全は絶対確保!
家の中でやらなければならないことの最上位は、家族の健康と安全を守ること。それさえしっかりと押さえていれば、ご飯の品数が少なかろうが部屋が少しくらい散らかっていようが問題ありません。
たとえば「冷蔵庫内の管理を怠って食品を腐らせる」、「加湿器の掃除をサボってホコリやカビを繁殖させる」などは、食中毒や喘息、アレルギーなどを引き起こしてしまう恐れがあります。そのため、食品の管理、加湿器の掃除などは優先順位の高い家事といえます。
ほかにも「チラシやビニール袋が床に落ちている」、「ハサミやカッターが出しっぱなし」なども転倒や怪我につながる可能性があるので要注意。まだ小さな子どものいる家庭では、床に物が散乱していると誤飲の心配もあります。さらに、掃除をサボりすぎてコンセントにホコリが溜まると火災の危険性も!
このように、自分の手抜き、サボりから家族の健康や安全が脅かされることもあるということは念頭に置きつつ「これはサボっても大丈夫か?」と自問しながら手を抜くことが鉄則です。
他人に迷惑が掛かることは厳禁
周囲に迷惑を掛けることもあってはならないこと。恥ずかしながら私は、家の周りの手入れをサボりすぎて「道路に葉っぱが飛び出しているので切ってください」と、近所の方から注意を受けたことがあります……。ほかにも例えば「ゴミ出しをサボって勝手口に置いておいたゴミ袋が異臭を放つ」、「マンションのベランダ掃除をサボってハトや虫が住み着く」などもあり得ますね。注意しましょう!
自分だけが困る分にはよいですが、周りの人に迷惑を掛けたり、ルールを守らないといったことはないようにしましょう。
【料理&キッチン編】お休みしていいこと4選
優先順位の高い上記の家事以外は手を抜くチャンス。そして、料理は家事の中でも手抜きできるポイントが多いカテゴリーです。
家族の健康を守ることが大切とはいえ、毎日栄養バランスを考えた食事を用意することは大変な作業です。100点満点は目指さずに合格ラインは低く低く設定しましょう♪
①自分で料理をすること
「今日は気分が乗らない」、「作る気力も体力もない」。そんな日は、もう料理することを諦めてしまってOK! お惣菜を買ったりデリバリーを頼んだり、レトルト食品に頼るのも◎。もちろん外食もありです。
また、こんなときのために冷凍食品をストックしておくのもよいですね。冷凍食品を食べる習慣がない人にとっては、「こんなものがあるの?」、「こんなに美味しいの!?」とちょっと感動してしまうかもしれません。味だけでなく栄養のバランスもしっかり考えられたものも多いので、ぜひお気に入りを見つけてみてください。
②毎日料理をすること
料理をする日には大量に作ってストックしておくのも手です。この季節なら、おでんや豚汁、カレーやシチューなど。幸いなことに2日目や3日目の方が美味しいというものが多いので、後ろめたさを感じる必要はなく、むしろ一石二鳥と捉えましょう♪
ただし、寒い時期とはいえ家の中は暖房器具を使用していて暖かいので、常温保存はNG。場所は取ってしまいますが、必ず冷蔵庫で保存しましょう。
➂ごちそうを作ること
「一汁三菜」、「栄養バランス」、「食べ応え」、「見た目」などなど……100点を目指して考え出すときりがありません。たまには“粗食デー”を設定して楽をしましょう。
我が家の場合、袋ラーメンやうどんはもちろん、おにぎりのみ、目玉焼き丼のみなんて日もあります。そんな日は、スーパーのカップスイーツやアイスをデザートに出します。普段夜ご飯のあとは甘いものを食べないので、デザートが付くだけで盛り上がります。色々とごまかせるのでおすすめです。
④毎日キッチンリセットをすること
毎日キッチンリセットをしたくても1秒でも早く寝たいという日もあります。そんな日は体を休めることを最優先に、散らかったキッチンは見なかったことにしましょう。
毎日排水溝のゴミを捨てる必要もなし。「週に1回」、「ゴミ出しの日」など緩くルールを決めておくと溜まりすぎず安心ですね。
シンクやコンロの汚れも2、3日放置したところで落ちない汚れやカビに変わることはありません。ただし、ステンレスのシンクの場合、トマト缶やツナ缶などを置いたままにしておくのは危険! たった1日で赤茶色の“もらい錆”がついてしまいます。我が家のシンクには何をしても落ちない、頑固なまん丸のもらい錆が……。
【掃除編】お休みしていいこと2選
掃除を楽&時短で済ませるコツは、掃除の頻度を減らすこと。とはいえ、サボり期間が長すぎるとさらに掃除が大変になってしまうので、“毎日少しだけ”と、“たまにしっかり”のバランスが重要です。
①毎日掃除機をかけること
「毎日かけないと気持ち悪い!」という人もいますが、掃除機は毎日かける必要はありません。また、全部の部屋を一気にしようとすると気合いも時間も必要になってくるので、これもまた優先順位を決めることが大切。「今日はリビングだけ」、「あまり使わない和室は1週間に1回で十分」など、無理のない範囲で頑張りましょう。
②毎日トイレ掃除をすること
トイレは特にサボり期間が長いほど掃除が大変になる場所です。久しぶりに便座を上げてみて、悲鳴を上げたくなった……という経験のある人は多いのではないでしょうか。
そうならないためにも、毎日ササッとお掃除シートで便座や便座裏を拭くことを習慣づけてしまいましょう。私は、自分がトイレに行ったタイミングで毎回するようにしています。そうすれば、たまにのトイレ掃除が格段に楽になります。
トイレットペーパーの大手メーカーのひとつである「大王製紙」によると、こまめなトイレ掃除は毎日、しっかりしたトイレ掃除は1週間に1度を目安にするとよいといいます。私はさらにこの間隔が空いてしまっていますが、ニオイが気になったり、汚れが落ちない、カビが生えるといったこともなく、キレイを保てています。
しっかりした掃除は、1〜2週間に1度、1か月に1度、または「ピンクぬめりや黄ばみを発見したら」など、自分のペースですれば大丈夫といえそうです。
【洗濯編】お休みしていいこと3選
洗濯は、着ている本人や周りが不快、不潔に感じなければそれだけで100点なのではないでしょうか。
①毎日洗濯をすること
家族が多い場合は難しいかもしれませんが、洗濯を「毎日」から「2日に1回」にするだけでとても楽になります。
冬服は夏服よりもどうしてもかさばるため、洗濯機がパンパンになってしまいますが、シーツなどの寝具は夏ほど頻繁に洗う必要はありません。ニットやスウェットなども、汚れやニオイが気にならなければ数回着てから洗濯すればOK。パジャマや部屋着も同様です。
また、洗濯物の量を減らす裏技としておすすめなのは、お風呂上がりのバスタオルをフェイスタオルに変えること。しっかりと温まってから浴槽を出れば小さなタオルでも寒くありません。フェイスタオルに変えるだけでギュッと洗濯物の量が減る上、干すのも楽になりますよ。
②洗濯物を外に干すこと
洗濯物をベランダや庭など外に干していると、取り込むのが億劫になるときがありませんか? 洗濯は部屋干しと切り替えてしまえばとても気持ちが軽くなります。
部屋にラックを置いて干せば、やる気がある日は普段通りに畳み、やる気がない日はラックごと端に寄せてしまえばよいのです。さらに着たい洋服はラックから直接取れるので畳む手間も省けます。部屋の加湿もできて、なんだかいいことづくしです!
②洗濯物を裏返すこと
衣服の傷みや、日焼け、色あせ防止に洗濯物を裏返して干す人は多いかと思います。我が家もその方法でルーティーン化しているのですが、そのような人は、乾いた洗濯物を畳むとき、表に返すのを辞めてしまっても大丈夫。私は裏返しのまま畳んでいます。
たくさんの洗濯物を1枚ずつ表に返して畳んでいく作業は時間が掛かりとても手間なのですが、着る際に着るものだけ、1枚だけを表に返す分には、まったく手間に感じないのです。
さらに衣類同士の擦れなども抑えられるので毛玉やプリントの劣化なども防げるというメリットもあります。見た目はちょっと不思議ですが、棚にしまってしまえば気になりません。
まとめ
文/渡邊倫子