「宇宙ってどんな匂い?」「どうやって始まった?」 宇宙のキニナルをご紹介!|宇宙に関するおすすめ映画も紹介します

公開日:2026/09/11

「宇宙ってどんな匂い?」「どうやって始まった?」 宇宙のキニナルをご紹介!|宇宙に関するおすすめ映画も紹介します

9月12日は宇宙の日です。宇宙は遠い存在のように感じますが、天気予報やカーナビ、通信など、私たちの暮らしを支える技術にも深く関わっています。この記念日をきっかけに、宇宙にも目を向けてみませんか?

本記事では、宇宙の日の由来や宇宙についてのトリビア、さらには宇宙を身近に感じられるおすすめの映画をご紹介します。

そもそも宇宙とは?

宇宙とは、地球や太陽、月、星など、あらゆる天体が存在する広大な空間のことです。

私たちが暮らす地球も宇宙の一部であり、今もなお新しい発見が続いています。

宇宙がどのように始まり、どのようなものでできているのかを知ると、身近な空や星空を見るのがもっと楽しくなるでしょう。

 

参照:|宇 宙 図 | 宇宙はどのように生まれたのか?|国立天文台

始まりは「ビッグバン」

現在の研究では、宇宙は今から約138億年前に起きた超高温・超高密度の巨大な爆発から始まったと考えられています。

この誕生の瞬間はビッグバンと呼ばれ、爆発をきっかけに、それまで存在しなかった空間や時間、そしてあらゆる物質が生まれました。

 

ビッグバンの膨張はいまだに続いており、今この瞬間も宇宙は少しずつ広がり続けているのです。

宇宙を構成する主な天体

広大な宇宙空間には、それぞれ異なる特徴を持つ天体が数多く存在しています。主な天体は以下の通りです。

 

  • 恒星(こうせい):自ら核融合反応を起こし、光や熱を放って輝く天体。太陽もその1つに含まれる
  • 惑星(わくせい):恒星の周りを一定の軌道で公転している天体。自ら光を発することはなく、地球や木星などが該当
  • 衛星(えいせい):惑星の周りを回っている天体。地球に対する月のように、主となる惑星の引きつける力によって軌道が保たれている
  • 銀河(ぎんが):数千億個におよぶ恒星や、星間ガス、宇宙塵などの集団
  • 星雲(せいうん)・星団(せいだん):星雲は宇宙空間に漂うガスや塵が集まったもの、星団はたくさんの恒星が密集して集まっているもの

 

私たちの住む地球は、約2,000億個以上の恒星が集まる「天の川銀河」の中にあります。

それぞれの天体には異なる特徴や役割があり、宇宙は多種多様な天体によって成り立っているのです。

宇宙についての素朴な疑問

宇宙はどこから始まるの?

宇宙と大気圏の間にはっきりとした境目がなく、「ここから宇宙」ということはできません。

 

一般的な目安として使われているのは、地上から約100kmの高さです。

この高さは「カーマンライン」と呼ばれ、国際的に宇宙との境界の目安とされています。

この高さを超えると、空気の量が非常に少なくなり、飛行機では飛べません。

 

ロケットが発射されるとき「宇宙に到達した」といわれるのも、このカーマンラインを超えたときです。

宇宙はどんなにおい?

宇宙空間は基本的に真空であるため、直接空気のようににおいをかぐことはできません。

ただし、宇宙飛行士たちは、宇宙で活動したあとに船内へ戻ってきたときのヘルメットや宇宙服から、独特のにおいを感じると証言しています。

 

においの表現は人によって異なり、「金属を焼いたようなにおい」「溶接をしたときのようなにおい」「こげた肉のにおい」などとさまざまです。

 

なぜそのようなにおいがするのかは完全にはわかっていませんが、宇宙空間で付着した物質や化学反応が関係していると考えられています。

宇宙では音は聞こえる?

音は、空気などの物質が振動することで伝わるしくみです。

空気のない宇宙空間には音を伝える物質がなく、地上のような音を聞くことはありません。

 

宇宙空間で大声を出したり物がぶつかったりしても音が伝わることはなく、静寂に包まれた世界です。

宇宙飛行士同士が会話をする際は、電波を利用した無線機を使って音声をやり取りしています。

宇宙を身近に感じられるおすすめの映画

*イメージ画像(Adobe Fireflyにて作成)

 

宇宙について興味を持ったら、映画を通して宇宙の世界に触れてみるのもおすすめです。

ここでは、子どもから大人まで楽しめる、宇宙を舞台にした作品を3つご紹介します。

ウォーリー

ごみだらけになった未来の地球で、たった1台残された清掃ロボット・ウォーリーのお話。

ある日出会った最新型の探査ロボットのイヴとともに宇宙船に乗り込み、地球を離れた人類が暮らす場所へと旅立っていきます。

 

無重力の宇宙空間や宇宙船内の様子が丁寧に描かれており、宇宙の雰囲気をしっかりと感じさせてくれる作品。

セリフの少ない場面が多いため、小さい子どもにもおすすめです。

 

現在は、ディズニープラスで配信されています!

マンダロリアンとグローグー

世界中にコアなファンを持つ、スターウォーズシリーズの中の一作です。

さまざまな惑星や宇宙船、個性豊かなキャラクターが登場し、宇宙を旅しているような気分を味わえます。

出典:PR TIMES

 

主人公は、賞金稼ぎのマンダロリアンと、不思議な力を持つグローグー。

親子のような2人にほっこりとさせられる場面も多く、ファミリーにもおすすめの作品です。

劇場版を見逃した方は、ブルーレイ+DVD セットで物語を楽しめます。

ET

地球に取り残されてしまった宇宙人と、それを助ける少年との交流を描いた映画。

遠い星からやってきた存在との出会いを通して、宇宙が身近な生活の延長線上にあるものだと感じさせてくれます。

 

友情や別れといったテーマも描かれており、宇宙をきっかけに親子で会話も広がりますよ。

 

現在はHuluで配信されています!

9月12日は宇宙について考えてみよう

宇宙の日は、日本が本格的に宇宙開発の歴史を歩み始めた出来事を記念して制定されました。

宇宙の日の由来や、現在の日本の宇宙への取り組みについて見ていきましょう。

 

参照:「宇宙の日」とはどういう日ですか? | ファン!ファン!JAXA!

参照:宇宙作戦団について|航空自衛隊|防衛省

日本初の宇宙飛行士が宇宙に飛び立った日

9月12日が宇宙の日に選ばれた理由は、1992年のこの日に、毛利衛さんがスペースシャトルに搭乗して宇宙へ旅立ったことに由来しています。

 

毛利さんは、NASAのスペースシャトルに搭乗した日本人初の宇宙飛行士です。

約8日間にわたって宇宙に滞在し、科学実験を担当する専門家として、日米共同で行われたさまざまな実験に参加しました。

 

この出来事は、日本の宇宙開発が大きく前進するきっかけとなりました。

人々の宇宙への関心を高め、科学技術への理解を深める日としてふさわしいとして、「宇宙の日」に制定されたのです。

 

なお、日本人が初めて宇宙へ行ったのは、それより前の1990年12月です。

テレビ局の社員だった秋山豊寛さんが旧ソ連のソユーズTM-11号で宇宙へ行き、宇宙ステーションに滞在しました。

 

毛利さんとは異なる経緯での宇宙飛行でしたが、日本人と宇宙の関わりを語るうえで欠かせない出来事の1つです。

現在の日本における宇宙への取り組み

かつては未知の領域とされた宇宙ですが、現代では社会インフラや安全保障を支える重要な空間となっています。

日本でも宇宙空間の安全利用に向けた体制の強化が進められ、2026年には宇宙領域を専門に担う宇宙作戦団が編成されました。

 

宇宙作戦団とは、人工衛星や宇宙ごみなどの動きを把握し、安全な宇宙利用につなげる役割を担う航空自衛隊の部隊です。

2026年にはSDA衛星の打ち上げも予定されており、私たちの生活を支える人工衛星を見守るしくみが、宇宙空間にも整えられつつあります。

まとめ

宇宙はとても遠い存在に思えますが、科学技術の発展によって、以前よりもずっと身近なものになっています。

日々の生活の中で疲れや悩みを感じたときは、少し手を止めて広大な宇宙に思いをはせてみるのもおすすめです。
果てしなく広がる世界に目を向けることで、自分が抱えている悩みや不安がほんの小さなものに思え、気持ちを穏やかにリセットするきっかけになるかもしれません。

9月12日の宇宙の日には、ぜひ親子で夜空を見上げてみてくださいね。


文/カワサキカオリ

こちらのサービスをご利用になるには無料会員登録が必要です

すでに会員の方こちら

初めてご利用の方はこちら

閉じる